京都市にこんな補助金があります。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160317000032

↓↓以下、京都新聞サイトから

""京都市は4月から、優れたデザインの「ちょうちん」「のれん」を新たに設置する店舗に、最大で費用の9割を助成する方針を16日までに固めた。屋外広告物の規制強化により、大型や派手な看板の撤去が進む中、景観に配慮する店舗への支援を充実させ、京都らしい風情を創出する。市によると、広告物に9割の補助金を出すのは全国に例がないという。
市内全域で色や大きさを厳格化した屋外広告物規制は2014年9月に完全施行され、07年度に始めた優良デザイン広告物への補助制度は、地域によって3分の1~3分の2を助成している。看板と同じ扱いだったちょうちん、のれんについて市議会で「京都文化であり、同列に扱うべきでない」との指摘もあり、市は制度変更を決めた。
4月からは、ちょうちん、のれんに限り、補助率を市内全域で3分の2に引き上げる。さらに、竹ひご、和紙で作られたちょうちん、京友禅や型染めなどの自然素材の布製のれんといった伝統技法で作られたものは、一つにつき10万円を上限に9割を補助する。京都らしい街並み創出に加え、伝統産業の振興に役立てる。現行制度は、専門家ら審議会の審査を経て交付決定まで3~4カ月を要し、店舗が設置したいタイミングから遅れることも多く、利用は低迷していた。4月からは市の担当者と広告デザイン専門家で審査し、協議からおおむね1カ月で交付を決める。審議会は事後報告とする。
市広告景観づくり推進室は「看板規制を進めてきた本来の目的は京都にふさわしい景観を取り戻すこと。景観創出に協力する店舗を全力で支援したい」としている。""

大切な事は、
「最大で費用の9割を助成する」
「広告物に9割の補助金を出すのは全国に例がない」
「看板と同じ扱いだったちょうちん、のれんについて市議会で「京都文化であり、同列に扱うべきでない」
「自然素材の布製のれんといった伝統技法で作られたもの」
「一つにつき10万円を上限に9割を補助する」
「京都らしい街並み創出に加え、伝統産業の振興に役立てる」
「看板規制を進めてきた本来の目的は京都にふさわしい景観を取り戻すこと。景観創出に協力する店舗を全力で支援したい」

素晴らしいですね、うんでもまぁ、当然というか...やっぱり京都文化を残してゆきたいです。マンションが増え、町屋が減っていけば「のれん」を使う事もなくなりむかしからの京都がなくなっていきますね。

よそから来る人に、「京都に来てよかった」と思ってもらえる事が大事です。

みなさん、本物の「のれん」ってご存知でしょうか?素材、デザイン、染め方など職人がこだわっているものづくりとはどのような物でしょうか?最近、京都の街に掛かっている『のれん』を見たらお店に相応しくないものが増えているので寂しくなってきます。みなさんもこの機会に街にどのような「のれん」が掛かっているのか機会があれば見て下さいね。

井上章一の京都ぎらいを読んだとこですが京都愛もありつつ柊定染工どうぞよろしくおねがいします。

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